環境への取り組みについて

大山甚七商店で本格芋焼酎の製造を行う上で取り組んでいる、お客様の安心のための取り組みをお伝えいたします。

薩摩焼酎宣言

薩摩焼酎マーク私たち鹿児島の焼酎製造者は、薩摩の伝統、文化として継承されてきた芋焼酎に対して、 WTO加盟国間の国際的な知的所有権の保護規定であるTRIPS(トリプス)協定に基づき、地理的表示として「薩摩」が厳格な条件の下に認められたことを誇りに思います。世界の酒で、地理的表示が認められているのは、ワインのボルドー、シャンパーニュ、ブランデーのコニャック、ウィスキーのスコッチ、バーボン等があります。このような世界のブランドと同じく、「薩摩」と表示できる意味を大切に受け止め、次のことに取り組んでいきます。これにより、「薩摩焼酎」を世界中で愛される蒸溜酒に発展させます。

  1. 一、私たちは、鹿児島産のさつまいもと水にこだわり、鹿児島県内で製造された本格焼酎のみに「薩摩」を冠し、品質の証しとします。
  2. 二、私たちは、地元の生産農家と協力し、安全で高品質なさつまいもを育て、「薩摩焼酎」の更なる品質向上に努めます。
  3. 三、私たちは、「薩摩焼酎」を育んできた鹿児島の風土に感謝し、美しく恵まれた自然環境の保全に努めます。
  4. 四、私たちは、「薩摩焼酎」を取り巻く鹿児島の豊かな伝統、文化の発展に努めます。
  5. 五、私たちは、「薩摩焼酎」に関わるすべての人々と連携し、地域社会の発展に寄与します。
  6. 六、私たちは、「薩摩焼酎」の美味しさと文化を世界の人々に紹介し、交流を促進します。
  7. 七、私たちは、「薩摩焼酎」の長所を紹介するとともに、酒の特性に鑑み、節度ある健康的な飲み方の啓発に努めます。

平成19年5月1日 鹿児島県酒造組合連合会

  • ※「薩摩焼酎」とは、TRIPS協定により、知的所有権の地理的表示として認められました。<平成17年12月22日付 国税庁告示31号>
  • ※TRIPS協定とは、知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(Agreement on Trade-Related Aspects of Intellectual Property Rights)の略称で、WTO(世界貿易機関)協定付属書ICとして規定されています。
  • ※「薩摩焼酎」とは、鹿児島県産の良質なさつまいも、水を使い、鹿児島で製造・容器詰めされた本格焼酎のことです。

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南薩摩・本格いも焼酎マーク

南薩摩・本格いも焼酎マーク鹿児島県産の原料を用いて、南薩摩で蒸留、容器詰めされた、水以外の添加物を一切含まない本格焼酎を示すマークです。
正式な条件は以下となります。

呼称 南薩マーク
正式名称 南薩摩本格いも焼酎マーク
マークデザイン 南薩摩のシンボル開聞岳と鹿児島県の地形をパターン化
施行・告示日 平成16年1月
管轄 知覧・指宿酒造組合
使用認可業者数 知覧・指宿税務署管内地域にある全メーカー16社(19製造場)
内容・原料・製法 米こうじ又は芋こうじと鹿児島県産のさつま芋を100%使用し、鹿児島県内の水を原料として発酵させたもろみを、南薩摩において単式蒸溜機で蒸溜し、かつ容器詰された本格焼酎であり、水以外の添加物を一切含まないもの。

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サザングリーン協同組合事業の目的

大山甚七商店は未来を見つめ自然環境を大切にする企業を目指しています。
その一環として我々が加盟している、サザングリーン協同組合の目的と活動についてご案内いたします。

近年、酒類業界は嗜好の多様化、流通環境の激変、酒税体系の変化等により、大きな変革期を迎えています。本格焼酎業界も例外ではなく、度重なる増税や市場環境の激変により大きな影響を受けようとしています。このような環境下にあって、焼酎粕の陸上処理化は業界の長年の懸案となっていましたが、中小企業が多く季節性の強い焼酎業界にとっては多大な初期投資が大きな問題となっていました。その中で、近年食品産業未利用資源の有用リサイクルが国を挙げて重視されるようになり、未利用資源の代表ともいえる焼酎粕への期待が高まってきています。このような背景を受けて、指宿酒蔵組合、知覧酒蔵組合所属の焼酎メーカーが共同で組合を設立し、日本酒蔵組合中央会からの上記助成ならびに国の商品リサイクル施設先進モデル実証事業の認定を受けて、焼酎粕の有用リサイクル設備を計画する運びとなりました。

当組合は焼酎製造工程から排出される未利用資源を集中処理することにより処理コストの提言を図り、付加価値の高い有効再生利用を図り、かつ先進的な取り組みにより、本格焼酎業界の業態に即し、かつ二次公害を出さない環境配備型の先進モデルとなりうる施設の整備を図り、併せて焼酎業界の健全な発展に寄与することを目的としています。

<施設の特徴>
  • 焼酎製造工程副産物から安全で価値の高い飼料、肥料を作り出す資源循環型システム
  • 化石燃料(重油)の使用を極力抑え、焼酎副産物からクリーンエネルギーを取り出す省エネ型にして環境配慮型のリサイクルシステム
  • 地域の資源を地域に還元する地域循環型システム
  • 二次公害を出さないクリーンシステム
  • メタン発酵装置でエネルギー利用

高効率の嫌気性排水処理設備「ICリアクター」でバイオガスを回収し、ボイラー燃料として乾燥飼料を造ります。活性汚泥処理施設で発生する余剰汚泥は水熱反応装置で亜臨海状態にして液状化しICリアクターで再度バイオガスを回収します。また、排水処理過程ではMAPリアクターでリンを回収します。この取り組みは、完全リサイクル促進に貢献する新しいシステムです。

MAPリアクターではリン含有排水にマグネシウム塩を添加し、リン酸アンモニウムマグネシウムの不溶塩(MAP粒子)を生成します。

MAP粒子は窒素、リン、マグネシウム以外の不純物を殆ど含有しません。
窒素、リンが豊富で機械強度が適度であり、吸湿性・流動性に富み、地中でゆっくりと溶解する性質を持っているので、肥料として最適です。

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